スーザン・ボイル決勝へ BRITAINS GOT TALENT
2009 , 5月 28 日 木曜日スーザンおばさんセミファイナル突破
タイムス Onlineの記事Singing sensation Susan Boyle through to Britain’s Got Talent finalsによると、スーザンおばさんが「BRITAINS GOT TALENT 2009」の24日のセミファイナル#1を勝ち抜いて決勝に進出した。
おばさん(Susan Boyle)が歌ったのは、ミュージカル「キャッツ」の「Memory」だ。
ビーズであしらったブロンズ色のドレスで登場したスーザンおばさんは、先月の最初のオーディションとは少し様子が変わって何かすっきりしている。
前のオーディションの後、美容院にいって髪と眉を整えていたからだ。
美容院帰りに、下を向いて逃げるように歩いている写真が、どこかの日曜紙に掲載されていた。でも髪の毛はだんだん前のように戻りつつある。
セミファイナル#1は、最初がダンスのDiversity、そして バイオリニストの Sue Son、Darth Jackson、ベビービヨンセと呼ばれている10歳の歌手Natalie Okri、Julia Naidenko、ストリートパフォーマンスのNick Hell、Faces Of Disco、そしてスーザンおばさんが8番目で登場だ。
スーザンおばさん、登場のとき少しぎごちなく見える。
歌い出しも神経質そうでちょっと音程が揺れる。みんなちょっと心配だ。
でもすぐに立ち直った。エレイン・ペイジが歌った「メモリー」を、前回のように落ち着いて暖かみのある声で、静かにしかし力強く歌い上げる。
観客は間奏の部分ですでにスタンディングオーベーション。拍手がはじまる。
歌い終わるとピアーズ・モーガン、アマンダ・ホールデン、サイモン・カウエルの3人の審査員も、聴衆と一緒にスタンディングオーベーション。彼女を称賛した。
「スーザン、今夜貴方は本当にすばらしく美しい。世界中が厳しいことに直面しているこの時期に、あなたは小さな希望とインスピレーションを与えてくれています」とピアーズが言う。
サイモンは先月のオーディションで彼女がステージを歩いてきたときからかったことを謝った。そして「あなたは特別な女性です。本当に」と讃えた。
「イギリスの素晴らしいところを表す代表のあなたを、私は本当に誇りに思います」とアマンダ。
「スコットランドのただの小さな女で終わらないように、わたしは人生ずっと自分を高めようと努力してきました。女王陛下の前で歌うチャンスが欲しいわ」とスーザンおばさんが聴衆に向かっていった。
「ブレッシャーですって? 今夜は本当にいい晩だったわ。すべての瞬間が楽しかった。もういちどやりたいわ」と、猫のペブレスとブラックバーンで暮らす48歳になったスーザンおばさんは動じないのだ。
Youtubeでは、最初のオーディションの「I Dreamed a Dream」の動画が6000万人以上に見られた。
おばさんとチェコの国立交響楽団とのアルバムのレコーディングが決まっているという。おまけに、アメリカでは「スーザンボイル人形」が生産され始めたということだ。
「6週間前、わたしはチューブと行ったら、Smartiesのtubeしか知らなかったわ。最初のオーディションへの反響で圧倒されっぱなしよ」と相変わらずおばさんは屈託がない。
Smartiesのチューブというのは、「Nestle Smarties Tube」という明治マーブルチョコみたいなお菓子のことだ。マーブルチョコレートとおんなじで、ミルクチョコレートの平べったい粒が筒の中に入っている。
24日日曜日のセミファイナル#1の決勝進出は、ダンスの Diversityとスーザンおばさん(Susan Boyle)に決まった。
セミファイナル#2 月曜日25日の決勝進出は、ダンスのFlawlessと、歌手のShaun Smith。セミファイナル#3火曜日 26日の決勝進出は、歌手の Shaheen Jafargholiとコメディダンスの Stavros Flatley。
この後、木曜日と金曜日のセミファイナルから各々2人ずつ決勝に進出する。
タイムスが紹介しているSusan Boyle – Semi Final 1 – Britains Got Talent 2009 (HQ)。
また続く