テレビ見るのが人生じゃないんだ
2008 , 2月 02 日 土曜日宣伝なんか自分でできる
NBCはテレビ局だから、インターネットへの進出もチャンネルを増やす行動とみればもっともなんだけど、世の中にはさらに過激な会社があったのだ。
広告だしてる本人が、自分で直接自分の宣伝をやっちゃえという話で、それが、バドワイザー作ってる米国最大の醸造メーカーのアンホイザー・ブッシュ。始めた配信会社はBud.TVなのだ。
アンホイザー・ブッシュはバドワイザーを売ってるけど、まずいことに一番のお客さん若者の間でビール離れが進んでるのです。
バドガールがクネクネしてオトコの気を引くテレビCM作っても、Tivoが普及したもんで番組は録画されてCMを飛ばされちゃうから、スーバーボールでCM流すみたいなスポーツの生中継でもなければCM見てもらえなくなってきたのだ。
見てもらえなきゃ広告出しても意味ないっていうことで、テレビ局や広告代理店に払うお金は無駄金になっちゃう。でも調べてみると、一番みてもらいたい若者がCM飛ばしよりテレビそのものを見る時間が減ってきたということがわかってきたのね。
若者がテレビ見ないで何するかというと、カレやカノジョといちゃつくのじゃなくてもちろんインターネットなのです。
しかもバドワイザー飲んでもらいたい21歳から34歳のワカモノの皆さんが特にテレビ見なくなって、その人たちはYouTubeを見ているんだから「ガーン、9億ドルもつぎ込んたCM、全然ハズレじゃん」ってことなのね。
cf.調査のモトはこの会社のこの調査結果。18歳以上の2309人の成人に聞きました…てやつ。
さらに続く